「コーチング」に必要なものは?
今やコミュニケーションスキルの一つとしてコーチングが採り上げられ、組織の活性化や子育てなどに活用されている中、コーチングに関するさまざまな書籍やセミナー、研修があります。あなたも一度はコーチングに関する本を手にしたり、セミナーを受講した経験があるのではないでしょうか?
書籍やセミナーでは、コーチングの基本的なスキルが紹介されていると思います。「相手を認めてあげましょう」、「相手の話をよく聞きましょう」、「効果的な質問をして気づきを起こしましょう」
どれもシンプルでわかりやすく、すぐに実践できそうなものが多いため、本を読んだりセミナーを受けた後、家や会社で試してみたのではないかと思います。
ところが多くの方は、セミナーで学んだようにはコーチングとしてうまく機能しません。
なぜなのでしょう?
実はコーチングがうまく機能するためには、ほかに必要なものがいくつかあります。
例えば、あなたがそれほど親しくなかった知人から、いきなりコーチングのスキルをフル動員して「あなたの夢は何?」とか「それをすることはあなたにとってどんな意味があるの?」と聞かれたらどうでしょう?
あなたは正直に自分の内面、気持ちをその知人に伝えることはできますか?
コーチングに必要なもののひとつは、「信頼関係」です。
この人に話しても大丈夫、この人なら今の自分の気持ちを伝えても受け止めてくれると思われていることがコーチングをするために必要不可欠となります。
あなたは、あなたが今思っている相手とどのように信頼関係を築いていきますか?
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