人の原動力は何か?

あなたは「何となくスイッチが入らないな」「何かやる気が起きないな」と感じたことはありませんか?

人の原動力はどこからくるのでしょうか?

1セッションが一億円ともいわれる世界ナンバーワンのコーチ、アンソニーロビンスによると、人の原動力は6つの基本的欲求からなると説いております。

1.確実性/安楽
人が最も必要とするのは確実性です。それは自分でコントロールできていると感じられることであり、次に起こりうることを事前に予測できることにより安心感を得ることです。これによって痛みやストレスを避け、喜びを感じることであり、人が生きていくうえでの基本的なメカニズムです。
マズローの欲求段階説で生理的欲求、安全欲求にあたります。

2.不確実性/多様性
一方で人は変化やちょっとした驚きを必要とします。痛みやストレスを感じたくはないけれどもいつもとは違う変化を期待し、欲するのです。そうすることで人は成長し、前進するのです。

3.重要性
誰しも自分が重要な存在でありたい、特別でありたい、ユニークでありたい、必要とされたいと思っています。
お金を稼ぐ、地位や名声を欲する、人と違うものを所有するというのはこの欲求からきています。ツイッターやインスタに投稿すること、いいねの数で一喜一憂するのはここからきています。
マズローの欲求段階説では承認欲求にあたります。

4.愛、つながり
人は愛されていること、愛することで生きていることを実感し、安心感を得ます。
一人暮らしの人が犬や猫を飼うのは愛やつながりを欲している
マズローの欲求段階説で社会的欲求にあたります。

これら4つの欲求は、誰もが出会えるもので人格的ニーズと呼ばれています。対して次の2つの欲求は精神的ニーズと呼ばれていて、誰しもが得られるわけはありませんが、これこそが充足感の得られるものになります。

5.成長
人間関係なり、ビジネスなりであなたが成長をしていなければ、どれだけお金を持っていても、何百人も友達がいても愛する人がたくさんいたとしてもおそらくあなたは真に満たされることはありません。私たちが成長する理由は、成長することによって人に与えられることができるようになるからなのです。
マズローの欲求段階説で自己実現欲求にあたります。

6.貢献
人が生きるということは「与える」ということです。人生とは意味を作ることであり、あなたが得るものによってではなく、あなたが与えるものによって見出されます。他人にどう役立ち、どう貢献できるか。
人生の成功者が自身の成功によって得た報酬の大部分を寄付したり、基金を設立したりするのはここからきています。
マズローの欲求段階説ではマズローが晩年に発表した自己超越欲求にあたります。

人生の意義とは他人からどうこう言われて見出されるものではなく、自分自身についてどう感じるか、自分自身を尊敬することから見出されるものなのです。

あなたが今やろうとしていること、それは自己の成長にどうつながりますか?また周りの人に何を与えることができますか?

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